演習にろくに参加できなかったので、鬱憤晴らしに設定を記す。
ちょこちょこ追加していったりするかもしれない。
名前:激
年齢:23前後と思われる
性別:男
性格:自称豪放磊落の楽天家。実はやや甘えん坊。
外見:筋肉質。短めに切った黒髪に黒い瞳。主に赤い着流しを着用。
詳細設定
「鬼の一族」と言い伝えられるとある一族の末裔。
幼い頃に一族と離れ離れとなり(実際は『覚醒』により一族を滅亡させた)、一人流浪の身であったところを『天狗』に拾われ、育てられる。
魔力が無いため魔法の類が一切使えず、幼い頃に教え込まれた剣術に自分なりの解釈と、異常な膂力を加えた剣を遣う。但し、彼の遣う剣は洗練されているとは言えず、傍から見ればただ単に適当に振り回している様にしか見えない。そして、実際その通りである。
現在は刀をある場所に隠しており、力任せに相手を殴り、投げると言う流派も何も無い戦い方をしている。
一族の集合意識が作り出した『灰色の世界』と、『覚醒』を能力として持っているが、前者に攻撃性は無く、後者は能力を制御する事を覚えぬまま力のみが増したため、自由に操る事は出来ない。
彼の主な身体的特徴は「硬い」「(力が)強い」「死に難い」「非常に重い」という非常に分かりやすいものであるが、これは後に詳しく述べる『覚醒』と『灰色の世界』によるもの。
尚、『激』という名前は前述の『天狗』から与えられた名前であり、本名は『衛斗』という。
覚醒
一族全員が持つ特有の能力。
現れ方は様々であり、勘が鋭くなるといった些細な恒常的能力から、己自身を変化させるといったものまで種種様々。
激の場合、「巨大な異形の姿になる」という一族の中でも稀有な現れ方をしており、彼が変化したその姿は「山の如くそびえ、獣の如く食い散らかし、その足は地を揺るがし、その目はただただ虚空を射抜き、その口は万物を貪るためにある」という。一族は彼の能力が暴走した時、誰も止めることが出来なかった。
彼の身体的特徴は、この能力の兆候の一つ、あるいは後遺症ともいうべきものである。
灰色の世界
一族の集合意識が海としてたゆたう、一面灰色の世界。
彼ら一族にしか認識することができず、また踏み入る事は出来ない。
これは彼ら一族が概念の存在に近いためである。
激の死に難い体質は、一族のこの「概念の存在に近い」ことが由来となっており、彼を殺すには「彼を知る者」が一人残らず居なくなる必要がある。
その意味で、彼は最も死に難い生物の一つであり、非常に他人に依存している存在である。
鎧
彼が所有する赤い鎧。
両肩の所謂「袖」の部分には鬼の顔が配されており、非常に禍々しい見目をしている。
これを含めこの鎧は、彼の『覚醒』能力の一部、その中でも主に覚醒時の暴力性の現れであり、激自身と一心同体。
独自に意思を持っているかのように動いて、近隣の魔力や気力を喰らうことでその姿を保っている。
非常に重く、物理抵抗はそれなりだが、呪術や魔法といった類の攻撃に強い。
刀
現在は『灰色の世界』に安置されている彼の愛刀。形状としては打太刀に近い。
出自が不明で、激自身も「気づいたら持ってた」と言っているほど。
二振りあり、それぞれ赤い刀身と青い刀身を持っている。
激が使っても壊れる事は無い。
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